兵庫の百条委、斎藤氏らを25日に証人尋問 「正当性は」と批判も

百条委員会の後、会見する県議ら。右端が竹内英明県議=2024年9月6日午後6時46分、神戸市中央区、水野義則撮影

 内部告発文書問題で告発内容の真偽や経緯を調べる兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)は18日に会合を開き、次回25日に、知事選で再選を決めた斎藤元彦氏ら4人の証人尋問を行う方針を決めた。斎藤氏ら2人の尋問は公開で行われ、公益通報者保護や、昨年11月にあったプロ野球優勝パレードでの寄付金集めに関する疑惑、パワハラなどについて調べる。

 10月24、25日の証人尋問の映像は11月22日に公開する。当時から知事選への影響を考慮して秘密会で開かれ、選挙後に一部公表するとしていた。

 奥谷謙一委員長は記者会見で知事選を振り返り、「(百条委に)SNSを中心に様々な批判があった。誤解や思い込みによるものも少なくなかった」。今後の委員会運営は「これまで通り調査を最後まで続けることに徹したい」と話した。

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