自民大阪府連会長、衆院選の結果受け辞意表明 後任人事は混乱も?
自民党大阪府連会長の谷川とむ前衆院議員(48)は17日、衆院選の結果を受け会長職を辞任すると表明した。後任は12月末の府連大会で選出される予定だが、人選を巡っては混乱も想定される。
衆院選で自民は派閥の裏金問題などで逆風を受ける中、候補者を立てた府内15小選挙区の全てで日本維新の会に敗北した。「全敗」は2021年に続く2度目となる。
府連はこの日、大阪市内で衆院選後初めて役員連絡会を開いた。谷川氏は「大阪において日本維新の会の牙城(がじょう)を崩すことができなかった」と振り返った。その上で「府連会長として申し訳なく思っており、この結果を受けて会長の職を辞する」と述べた。
府連の内規では、会長職は国会議員が務めるとされている。ただ、府連内では現職3氏をめぐり、就任にそれぞれ異論が出ている状態だ。
11/18 11:00
朝日新聞社