元タレントの森下千里氏が初登院「皆さんに認めてもらえるように」

初登院時に取材に応じる森下千里・衆院議員=2024年11月11日午前10時40分、国会、高橋昌宏撮影

 特別国会が始まった11日、元タレントで「辻立ちクイーン」を自称する自民党の森下千里氏(43)が初登院した。議事堂の前で報道陣の取材に応じ、「皆さんに認めてもらえるような議員になりたい」と抱負を語った。

 森下氏は宮城県石巻市を拠点に活動。前回2021年衆院選では旧宮城5区から立候補したが落選した。今回の衆院選では「10増10減」の区割り変更により党の決定で比例に回り、東北ブロックの比例名簿単独2位に記載され初当選した。

 一方、宮城県内の5小選挙区は立憲民主党が4議席を獲得し、自民党は1議席にとどまった。

 森下氏は衆院議員としての活動について「仕事で返していくしかない。日頃の自分の行いが証明していくものだと思っているので、皆さんに認めてもらえるように頑張っていきたい」と話した。

 取り組みたいことを問われると、「課題は本当に山積している。これからも宮城で安心して暮らしていける地域をつくっていきたい」と答えた。(高橋昌宏)

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