富山の2市長選 現職が無投票当選 南砺4回連続、砺波3回連続

無投票で5選を果たし、万歳する田中幹夫氏=2024年11月10日午後5時20分、南砺市遊部、前多健吾撮影

 富山県砺波市長選と南砺市長選が10日告示され、いずれも現職が無所属で立候補し、無投票当選した。南砺市長選で5選した田中幹夫氏(63)=自民推薦=は「人口減少問題や地域公共交通などの課題に積極的に取り組む」、砺波市長選で4選を果たした夏野修氏(69)=同=は市の新庁舎整備などの懸案について「ぶれずに、着実に前向きに進めたい」と述べた。南砺市長選は4回連続、砺波市長選は3回連続の無投票当選になった。

 南砺市はこの日、市議選(定数17)も告示され17人が立候補を届け出て、全員が無投票で当選した。同市議選は前回から定数1減となり、2回連続で無投票になった。(前多健吾、佐藤美千代)

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