「大型補正予算で電気・ガス、燃料費を支援」 自民・小野寺政調会長

自民党「政権公約」発表会見に臨む小野寺五典政調会長=2024年10月10日、東京・永田町の党本部、岩下毅撮影

■自民党・小野寺五典政調会長(発言録)

 一昨日の深夜、石破茂首相と連絡をとり、今回の衆院選が終わったら昨年以上の大型補正予算を組むと決めた。何に使うのか。一つは、電気・ガス、燃料(の料金)を支援するための交付金をしっかり積み上げることだ。物価高で大変な皆さんを支える予算を組む。

 2番目は、日本の成長のために使う。米国では世界的な企業は地方都市にある。日本では東京や大阪に集中している。日本が次の成長戦略を見いだせない理由はここにある。世界の優秀な人たちが集まってくるのを実現できるのが(半導体メーカーの)ラピダスでにぎわう千歳市や北海道だ。それを後押しする。

 3番目は、自衛隊の待遇・処遇を改善する。陸上自衛隊の隊舎はこれから全て個室にし、冷暖房も完備するようにする。今回の補正予算は、そのための大切な予算だ。(北海道千歳市の街頭演説で)

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