国民民主・玉木代表、衆院選「最低11議席」目指す 重点地域は東京

報道各社のインタビューに応じる国民民主党の玉木雄一郎代表=2024年10月11日午前9時22分、国会内、松井望美撮影

 国民民主党の玉木雄一郎代表は11日の記者会見で、衆院選(15日公示、27日投開票)の獲得議席について「11議席は最低限、押さえなければいけない」と述べた。同党は2021年の前回衆院選で11議席を獲得したが、前原誠司・元外相らの離党などに伴い解散前は7議席に減っていた。

 国民民主は41選挙区で擁立しているが、玉木氏は「国政政党として東京では必ず議席を取りたい」と強調。衆院選後には無所属議員との共同会派の結成を模索する考えを示し、「単独で衆院で法案を提出できる21議席に近づけていく」とも語った。

 自民党派閥の裏金事件に関与した候補者がいる選挙区をめぐり、立憲民主党の野田佳彦代表が呼びかけている野党候補の一本化については、玉木氏は「こちらから自主的に降ろすのはあり得ない。国民民主党は国民民主党として戦っていく」と述べ、調整は困難との認識を示した。(松井望美)

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