兵庫知事選 清水氏は維新を離党し立候補へ、党推薦も受けず無所属で
兵庫県の前知事の失職に伴う知事選(31日告示、11月17日投開票)で、日本維新の会の清水貴之参院議員(50)が10日、県庁で立候補会見を開いた。清水氏は維新を離党し、党からの推薦も受けずに無所属で臨むことを明らかにした。
無所属での立候補について、報道陣から「維新隠しでは」と問われた清水氏は「兵庫を作り直すための選挙。まずは幅広い人たちの応援をいただくのが最初のミッション」と話した。
会見には「ひょうごリスタート」と書かれたボードを用意した。「全国的に悪い印象を与えてしまった兵庫を何とか再生し、新しくしたい」と語った。また、「教育無償化はさらに広げていきたい。内部告発文書問題もしっかりと原因究明することは必要」と話した。
清水氏は福岡県出身で元朝日放送アナウンサー。2013年に参院選(兵庫選挙区)に初当選し、現在2期目。日本維新の会は昨夏、今回の衆院選に兵庫8区(尼崎市)から清水氏を擁立すると発表していた。(谷辺晃子)
10/10 17:42
朝日新聞社