立憲・野田氏 再度の政権交代めざし「背水ではなく、水中の陣だ」

党首討論を終え、取材に応じる立憲民主党の野田佳彦代表=2024年10月9日午後2時37分、国会内、杜宇萱撮影

■立憲民主党・野田佳彦代表(発言録)

 2009年衆院選は、(旧民主党が)単独でも過半数が取れる勢いを皆が実感できた。あの稀有(けう)なケースと比べれば肌感覚は違うが、「自公過半数割れ」は非現実的ではない。(立憲民主党が)比較第1党を取るならば、政権を取れるチャンスがある。

 旧民主党政権で大臣を務めた人はかなり減った。だけど、副大臣、政務官(を務めた人)はそれなりの数がいる。その人たちが残っている間に政権を取る。(今回の衆院選は)政権運営を行っていくラストチャンス的なところがある。

 (自分は)政権を渡した側であり、「背水の陣」ではなく、「水中の陣」だ。水の中に落ち、崖に爪を立ててはい上がっていくつもりで挑戦をしている。崖を上がり切りたい。

 (報道各社のインタビューで)

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