立憲、維新、共産、国民の野党4党が内閣不信任案を共同提出

会談に臨む野党の党首ら=2024年10月9日午前11時45分、国会内、岩下毅撮影

 立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の野党4党は9日午後、石破茂内閣への不信任決議案を衆院に共同提出した。

 野党の4党首が同日午前、国会内で会談し、共同提出することで合意した。

 党首会談後、立憲の野田佳彦代表は記者団に「石破首相は、被災地の復旧復興や国会での説明責任よりも党利党略を優先させたと判断せざるを得ない」。維新の馬場伸幸代表は「衆院解散は疑惑隠しでしかない。信任するレベルを超えてしまっている」と述べた。

 臨時国会で野党は、予算委員会の開催や能登半島の被災地の復旧・復興のため補正予算の成立を求めていたが、与党側は応じなかった。

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