自民の石破茂総裁が第102代首相に 衆院の首相指名選挙で選出

記者会見で解散総選挙を表明した石破茂総裁=2024年9月30日午後3時1分、東京・永田町の自民党本部、菊池康全撮影

 臨時国会が1日午後に召集され、自民党の石破茂新総裁が衆院の首相指名選挙で、第102代首相に選出された。参院の指名選挙でも選出される見通しで、石破新内閣が発足する。

 衆院の投票総数は461票。結果は、石破氏が291票▽立憲民主党の野田佳彦代表が100票▽日本維新の会の馬場伸幸代表が45票▽共産党の田村智子委員長が10票▽国民民主党の玉木雄一郎代表が7票▽無所属の吉良州司氏が5票▽れいわ新選組の山本太郎代表が3票だった。

 石破氏は9日に衆院を解散し、27日投開票の日程で衆院選を行う方針だ。会期をめぐり、与党側は9日間とすることを提案したが、野党側は予算委員会の審議などを求めて反発。与野党が折り合わず、1日の衆院本会議で採決し、会期を9日間と決めた。

ジャンルで探す