靖国参拝「続けたい」 高市早苗氏、旧統一教会の再調査は否定的

記者団の取材に応じる高市早苗経済安全保障相=2024年9月19日午後3時39分、国会内、笹山大志撮影

 高市早苗経済安全保障相(63)は19日、朝日新聞などの取材に応じ、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点について「(すでに党が)調査をしている」と述べ、再調査に否定的な考えを示した。そのうえで「新人については(追加調査が)必要ではないか」と述べた。

 自民はこれまで「組織的な関係」を否定してきたが、2013年の安倍晋三首相(当時)と教団幹部との面会が明らかになり、総裁選でも各候補の姿勢が改めて問われている。

 また、靖国神社の参拝は「内心、心の問題だ。これからも続けたい」と、仮に首相に就任しても続ける考えを強調。各候補の意見が割れている選択的夫婦別姓については「まずは通称を使う方々の不便を解消する」とし、閣法(政府提出法案)による通称利用拡大の法整備を優先するとした。(笹山大志、西村圭史)

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