沖縄・北大東島にレーダー配備 中国軍への警戒監視を強化 防衛省

記者会見に臨む木原稔防衛相=2024年6月28日、防衛省、里見稔撮影

 木原稔防衛相は28日の記者会見で、沖縄県の北大東島(北大東村)に航空自衛隊の移動式警戒管制レーダーを配備する計画を正式発表した。太平洋で軍事活動を活発化させている中国軍への警戒監視の強化を図る。27日に沖縄防衛局が村側に配備方針を伝えており、配備の時期については「可能な限り速やかに」とした。北大東島は沖縄本島の東約360キロに位置し、宮古海峡で爆撃機を往復させるなど周辺で中国軍の活動が目立っている。(里見稔)

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