児童手当 第3子以降の加算「0歳~高校生」に拡大案 政府内で浮上
こども未来戦略会議で発言する岸田文雄首相(中央)=2023年5月22日午後6時38分、首相官邸、西岡臣撮影
「異次元の少子化対策」の児童手当について、政府内で第3子以降の増額対象を「0歳~高校生」に広げる案が浮上していることがわかった。当初は「3歳~小学生」の拡充を検討したが、さらに対象を広げる必要があるとし、調整している。金額は3万円とする案が有力。与党と調整し、6月の「骨太の方針」への反映を目指す。
児童手当は現在、0~3歳未満は月1万5千円。それ以降は中学生まで月1万円が支給されている。第3子以降に関しては「3歳~小学生」は加算されていて、月1万5千円となっている。
05/26 21:00
朝日新聞社