日露、平和条約交渉開始…22日に首脳会談

 【モスクワ=遠藤信葉、畑武尊】河野外相は14日、ロシアのラブロフ外相とモスクワで会談した。昨年12月の日露首脳会談で両外相が平和条約交渉の責任者となって以降、両氏の会談は初めて。安倍首相とプーチン大統領による首脳会談を22日にモスクワで行うことで合意した。トップ会談を前に、北方領土問題の解決に向けた交渉が始まった。

 会談はモスクワの露外務省別館で行われ、交渉担当者の森健良外務審議官、モルグロフ外務次官らが同席した。会談は昼食会も含めて約4時間に及んだ。

 会談の冒頭、ラブロフ氏は平和条約締結問題について、「この容易ではない問題は、第2次世界大戦の遺産だ。結果は国連憲章や連合国による多くの文書に書かれ、確定している」と述べた。河野氏は「両首脳の指示を受けて行う最初の協議であり、特に平和条約について集中的に議論を進めたい」と語った。両氏ともに、最近の日露関係の進展について評価した。

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