首相、殉職自衛隊員追悼式で「遺志受け継ぎ国民守る」

献花する安倍晋三首相(中央)=13日午前10時21分、東京都新宿区の防衛省(三尾郁恵撮影)

 安倍晋三首相は13日午前、防衛省で自衛隊殉職隊員追悼式に参列し、「尊い犠牲を無にすることなく遺志を受け継ぎ、国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜いていく」と追悼の辞を述べた。「使命感と強い責任感を持って職務の遂行に全身全霊をささげた誇り高き自衛隊員だった」とも語った。
 河野太郎防衛相は殉職した自衛隊員について「遺族はもとより防衛省、自衛隊、国家にとって誠に大きな損失であり悲しみに耐えない。このような不幸な事態が再び起こることがないよう不断の努力を続ける」と述べた。
 式では、8月31日までの1年間に公務災害に認定された12人(陸上自衛隊4、海上自衛隊4、航空自衛隊3、防衛大学校学生1)を追悼した。4月、空自三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが訓練中に墜落した事故で死亡した操縦士も含まれる。
 自衛隊の前身である警察予備隊が発足して以来の殉職者数は計1976人に上る。

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