台東区長選、服部氏が新人2人下し再選

当選確実の一報を受け、支援者らと万歳三唱をする服部征夫氏(右から3番目)=17日午後10時45分、東京都台東区東上野の選挙事務所(吉沢智美撮影)

 任期満了に伴う台東区長選は17日、投開票が行われ、現職の服部征夫氏(76)=自民、公明推薦=が、元区議の小高明氏(70)=共産推薦、武田完兵氏(70)=いずれも無所属=の新人2人を破り、再選を果たした。当日有権者数は16万295人で、投票率は前回の35・73%を上回る42・56%だった。
 同区東上野の服部氏の選挙事務所では同日午後10時40分ごろ、当選が確実になった服部氏が姿を現し、支持者らと笑顔で握手。バンザイ三唱で再選を祝った。
 服部氏は「台東の魅力を世界に発信していきたい」と力を込め、2期目の政策の柱に文化、観光、産業の3つを掲げた上で「安心安全の街づくりと子育て、高齢者の支援に力を入れていきたい」と述べた。
 服部氏は選挙戦で、1期目の実績として出産したばかりの母親の産後ケアに意欲的に取り組んだことや、外国人観光客の受け入れ環境を整えたことなどを強調。「住んでよかった、そんな台東区を目指して全身全霊をかけて取り組んでいく」と訴え、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援の推進や、児童発達支援センターの拡充などを掲げた。
 小高氏は認可保育所の整備のほか、介護福祉施設の増設などの福祉施策を重点課題に掲げて選挙戦を展開。服部区政や安倍晋三政権への批判票の結集を目指したが、出馬表明が告示の3日前と大幅に出遅れたことも響き、及ばなかった。

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