米軍2機接触、墜落 1人死亡、5人不明 室戸沖

「岩国フレンドシップデー2018」で、米海兵隊のKC130(右)から模擬の空中給油を行うFA18D(下)。左の2機はF35B=5月5日、山口県岩国市(彦野公太朗撮影)

 6日午前1時40分ごろ、高知県の室戸岬から南約100キロの太平洋上で、米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のKC130空中給油機とFA18戦闘攻撃機が接触し、墜落した。2機には計7人が搭乗しており、うち2人を自衛隊が救助した。米海兵隊によると、1人が死亡し、もう1人の容体は安定している。
 高知県によると、現場周辺には漁船2隻がいたが、被害はなかった。自衛隊と第5管区海上保安本部(神戸)などが残る5人の捜索を続けている。
 米海兵隊によると、2機は空中給油の訓練中で、KC130に5人、FA18に2人が搭乗していた。
 防衛省などによると、6日午前5時20分ごろ、空自の救難捜索機が海上で1人を発見。海自ヘリコプターが岩国基地に運んだ。さらに午前10時45分ごろ、海保の巡視船が1人を発見し、正午すぎに海自艦が収容した。
 岩屋毅防衛相は6日、国会内で記者団に「捜索救助活動に全力を挙げる」と強調した。米側への再発防止の申し入れについては「事故の詳細が明らかになった段階で適切な対応を取りたい」と述べた。
 菅義偉官房長官は記者会見で「現時点で民間船舶への影響などの情報はない。引き続き日米で協力し捜索救助に全力を尽くしたい」と話した。自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長も会見で「夜を徹して救助活動にあたる」との考えを示した。

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