富士山で不明、関西の男性2人が静岡側に無事下山

 山梨県側の富士山で10日から行方不明になっていた大阪府池田市の70代男性と同府東大阪市の60代男性は11日午前10時40分頃、静岡県側の須走口登山道の5合目に下山した。
 山梨県警富士吉田署によると、11日午前8時ごろ、須走口の6~7合目付近にいた60代男性と携帯電話がつながり、無事を確認。連絡を受けた静岡県警御殿場署から、署員が須走口5合目駐車場に向かった。御殿場署によると、待機していた署員が午前10時40分ごろ、下山してきた2人を保護した。
 同署によると、2人とも命に別条はない。現場で2人が合流した経緯など、詳しい状況を聞いている。
 富士吉田署によると、2人は関西地方の20~70代の計6人のグループ。山梨県側から富士山の登頂を目指していた。
 一行は10日午前7時ごろ、前泊した吉田口5合目の山小屋を出発。6合目付近で70代男性が遅れだし、「先に行ってくれ」と伝えて一行から離れた。
 さらに、8合目付近では60代男性が体力的に困難となり、一人で下山した。
 このほかの4人は山頂に登頂し、5合目の山小屋に下山したが、2人が夜になっても戻らないため、同9時すぎ、富士吉田署に通報した。
 同署は遭難の可能性があるとみて、11日朝から捜索を進めていた。

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