日曜 災害級の大雨エリア南下 太平洋側も非常に激しい雨 氾濫危険水位超えの河川も

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15日(日)は活動が活発な前線は南下しており、太平洋側でも非常に激しい雨が降るでしょう。記録的な大雨となっている九州北部や中国地方では一旦、雨は小康状態となっていますが、引き続き土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。

西日本で記録的豪雨 大規模な災害発生

活動が活発な前線の影響で、九州北部や中国地方を中心に記録的な大雨となっています。
11日(水)からの降り始めの雨量は佐賀県嬉野市で1000ミリを超え、8月の平年の雨量(277.7ミリ)の3倍以上の雨量となっています。14日(土)に長崎県、佐賀県、福岡県に相次いで大雨特別警報が発表。広島県では13日(金)に発表された大雨特別警報が一旦は警報に切り替わったものの、14日(金)に再び大雨特別警報が発表されました。広島県や島根県を流れる江の川などで氾濫が発生するなど、各地で大きな被害がでています。15日(日)午前6時過ぎ、長崎県、佐賀県、福岡県、広島県に発表されていた大雨特別警報は大雨警報に切り替わっています。
また、西日本だけではなく、北陸や長野県、岐阜県などでも72時間雨量が観測史上最多となっている所があります。

15日(日) 大雨エリア 太平洋側に南下

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15日(日)は活動が活発な前線は西日本や東日本の太平洋沿岸に南下しています。前線上には低気圧があって、西日本から東日本を東へ進んでいます。
九州北部や中国地方では、雨の降り方が一旦、小康状態となっています。ただ、これまでの記録的な大雨で土砂災害や浸水害の危険度が非常に高くなっている所や、氾濫が発生した河川があります。引き続き土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒をしてください。
前線に伴う発達した雨雲は太平洋側を中心にかかっています。15日(日)は九州南部から東北の太平洋側を中心に非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。16日(月)になると再び九州北部や中国地方にも発達した雨雲がかかる恐れがあります。
16日(月)午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、九州南部で180ミリ、東海地方で150ミリ、近畿地方で120ミリ、九州北部地方、四国地方、関東甲信地方で100ミリです。
その後、17日(火)午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、九州南部、九州北部地方で100から200ミリ、四国地方で100から150ミリ、近畿地方、東海地方、関東甲信地方で50から100ミリです。
午前6時半現在、長野県を流れる天竜川、東京都の三鷹市を流れる野川など氾濫危険水位を超えた河川があります。これまで被害のでていない地域でも土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。自治体から出される避難情報に注意し、状況が悪化する前に早めの避難を心がけてください。

警戒いつまで?

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19日(木)頃まで、前線は本州付近に停滞するでしょう。一旦、雨の弱まっている所にも再び発達した雨雲がかかりそうです。九州から東北の広い範囲で雨量がさらに増える予想で、厳重な警戒が必要です。20日(金)以降は前線の活動は次第に弱まりますが、西日本には湿った空気が流れ込み、所々に発達した雨雲がかかるでしょう。今のところ21日(土)以降は、大雨が収まる見込みです。
この予想は15日(日)の午前中の資料をもとに作成しています。前線の位置や活動状況によって大雨の期間が変わる可能性があります。今後も最新の気象情報にご注意ください。

最新の情報はどこを見たら 何が分かる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットでも確認ができます。インターネットで情報する際のポイントは以下の通りです。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。

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