三重・英虞湾で遊覧船「エスペランサ」のエンジン停止…乗客・乗組員ら計135人は無事

 2日午前9時45分頃、三重県志摩市の英虞湾を巡る遊覧船「エスペランサ」(旅客定員250人、166トン)のエンジンが停止し、航行できなくなった。浸水や油漏れはなく、乗客131人と乗組員ら4人にけがはなかった。乗客は小型船に乗り換え、全員が賢島港まで搬送された。身体の不調を訴える人はいないという。

 運航する志摩マリンレジャー(三重県鳥羽市)や鳥羽海上保安部の発表によると、遊覧船は午前9時30分に志摩市の賢島港を出港、約15分後に同市の離島・間崎島付近でエンジンが止まった。朝の点検では遊覧船に異常はなかったという。

 同社と鳥羽海上保安部がエンジン停止の原因を調べている。

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