｢愛してるよ｣｢大好き｣ 11月22日“いい夫婦の日”を前に愛を叫ぶ 息子や亡き祖父に思い伝える人も 三重・伊勢市

11月22日の「いい夫婦の日」を前に、三重県伊勢市二見町で開かれたのは、夫婦岩に向かって愛の言葉を叫ぶイベント。

（妻）「いつもありがとう！感謝しています！尊敬しています！これからもよろしくお願いします」
（夫）「大、大、大、大、大、大、大好き！愛してるよ～！」

大切な人に日頃は言えない感謝や思いを伝えてもらおうと「日本愛妻家協会」が毎年開催しています。

（夫から妻へ）「これからも、ずっと一緒にいてください。4人の孫も生まれてくれてありがとう！」

16回目の17日は10組が参加。なぜ、愛の言葉を叫ぶことにしたのでしょう？

（夫）「結婚38年の記念旅行で伊勢に来たら（偶然）イベントがあるということで、気持ちを伝えたいと思って叫んだ」
（記者）「伝わりましたか？」
（妻）「十分伝わりました」

中には高校2年の息子に対して、思いを伝えたいというシングルマザーも。

（母親から高校2年の息子へ）
「破天荒なお母ちゃんのそばにいてくれてありがとう！」

コロナ禍で他界したおじいちゃんに愛を叫ぶファミリーも。

（孫）「ばあば、元気だよ」
（義理の息子）「ことしも“そば打ち”頑張ります」
（娘）「お父さんいつも思っているよ。お母さんは笑顔が増えて庭仕事ができるようになってきたよ」
（孫）「じいじ大好きだよ」

大好きだったおじいちゃんに思いを伝えた姉妹は。

（姉妹）「死んじゃった頃に言えなかったことを言った」
（記者）「伝わったかな？」
（姉妹）「伝わったと思います。楽しかったし（祖父も）うれしいと思う」

思いがこもったそれぞれの「愛の叫び」。温かい拍手が沸き起こっていました。