「基準地価」愛知県の上昇率トップは大府市!駅周辺には新しいマンションが続々と なぜ人気?

土地の価格「基準地価」が発表されました。
愛知県で上昇率トップは住宅地、商業地ともに大府市でした。
いったい、なぜ?

CBC

「基準地価」は土地の取引価格の目安になるもので、愛知県は住宅地で2.3%、商業地で3.6%上昇し、いずれも4年連続で上昇しました。

(松田亘哲記者)
「商業地で価格が最も高かったのは『大名古屋ビルヂング』が建つ、この場所(名古屋市中村区)です」

商業地の価格トップは9年連続で同じ地点に。1平方メートルあたり1960万円でした。
そして住宅地も名古屋市中区錦1丁目のが12年連続トップに。名古屋の中心部の地価は依然、上昇していますが…。

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(松田亘哲記者)
「上昇率で見てみると市町村別で1位となったのは大府市でした」

大府市の上昇率は住宅地の平均で8.5%、商業地の平均で10.0%とダブルで県内1位に。なんと名古屋市の倍近くの伸びなんです。

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名古屋駅までは快速で約15分とアクセスが良い大府市。人気の理由は…。

(不動産鑑定士 松原孝文さん)
「自動車関係の会社に勤務している人が住宅を必要とする動きが、かなり強い」

CBC

不動産鑑定士によりますと、業績が堅調なトヨタ関連の企業が多く、通勤も便利な西三河周辺で住宅需要が高まっていて、その中でも比較的割安で名古屋にもアクセスが良い大府市の人気が高まっているということです。
さらに…。

(大府市民)
「マンションが、どんどんできているなと」
「マンションが、たくさん建った」

CBC

大府駅周辺には新しいマンションがいくつも。
「商業地」にマンションが建設されていることも、商業地の上昇率トップの一因なんだそうです。
地元の不動産会社は「刈谷市などよりは、まだ安く。大府市の人気は当面、続くだろう」と話していました。

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