台風10号の被害防ぐ!国が進める「ワンコイン浸水センサ」実験中 約500円の低コストでも…速やかな“避難”につながるか
台風に限らず大雨による浸水被害が全国で起きている中、国は今年度は愛知県豊橋市をはじめとした、約160の自治体などである実証実験を。
(豊橋市土木維持事務所 夏目博司所長)
「ワンコイン浸水センサです。ここの下の部分に水が10分浸かると、メールが来る」
8月に設置された「ワンコイン浸水センサ」。いち早く浸水状況を把握し、迅速な避難に役立てたいというものです。その名の通りワンコイン、500円程度と低コストでの運用を目指しています。一定時間水に浸かると電波が発信され、浸水が伝えられます。
(豊橋市土木維持事務所 夏目博司所長)
「早く知ることで通行止めなどの対応も早くできる。冠水が終わったお知らせもしてくれるので、通行止めの解除もできる」
豊橋市ではこれまで職員による見回りや、市民からの通報で浸水を把握していましたが、このセンサーによって迅速な対応がとれることを期待します。
(豊橋市土木維持事務所 夏目博司所長)
「いち早く情報を仕入れて通行止めなどの対応をとり、通過する市民の安全を守りたい」
センサーは去年6月の豪雨で浸水したエリアなど、豊橋市内11か所に設置されています。
08/26 17:54
CBCテレビ