【台風情報】台風10号 サンサン　27日（火）～28日（水）ごろに東日本～西日本に直撃か　世界各国の予想は？ この先の雨・風シミュレーション

22日午前3時に、マリアナ諸島付近にあった熱帯低気圧が「台風10号 サンサン」となりました。

台風の"中心"が、予報円の中に入る確率は70％。

27日（火）の予報円は、直径が560キロ、28日（水）も直径660キロと大きく、まだ予想が定まっていませんが、現段階では27日～28日に暴風域を伴ったまま、強い勢力で東日本～西日本のどこかに直撃するおそれがあります。

では、世界各国のスーパーコンピュータでは、どのような予想をしているのか？

台風の進路予想は、気象庁の予報を参考にしていただきたいですが、世界各国のコンピュータのシミュレーションを見てみます。

ヨーロッパ中期予報センターの上空1500m付近の強風エリアや、海面気圧の予想を見ると、28日（水）に紀伊半島に直撃した後、日本列島を縦断する予想になっています。

また、アメリカ大気庁NOAAの予想も、27日（火）午後に、発達した状態で近畿地方に直撃する予想になっています。

本州付近には湿った空気が流れ込むため、台風が接近する前から大雨になるおそれがあります。

予想は当初よりも東寄りになっています。最新の情報をこまめに取り入れるようにしてください。