旅行客から問い合わせ増える…初の臨時情報 三重県鳥羽市の老舗旅館 影響を懸念
臨時情報の発表から一夜、三重県の尾鷲港では、9日朝も普段通りに漁に出かける人たちの姿が。
漁師は普段通りに仕事「すぐ逃げる。それだけは」
(尾鷲港の漁師)
「変わらないですけれど、普段と。(地震を)気にするようにはしている」
定置網などの漁で、水揚げされた魚の競りも普段通り行われ、漁師の皆さんは冷静に仕事をしていました。万が一、地震が起きても日頃から避難のイメージはできていると話します。
(尾鷲港の漁師)
「すぐ逃げる。それだけは徹底している」
三重県鳥羽市の老舗旅館「今後を懸念」
そして、この時期多くの観光客が訪れる三重県鳥羽市の旅館「戸田家」には8日から、問い合わせが増えているといいます。
(戸田屋 寺田順三郎社長)
「少しキャンセルが、普段の2.5倍ほど出てきた。これからまだ影響がでてくるのではと懸念している」
戸田家は建物が高台にあり耐震化もすんでいるほか、備蓄も増やすなど地震対策を進めてきました。
(戸田屋 寺田順三郎社長)
「今ある食料品で、水なども節約すれば、5日くらいは十分賄っていける。(客には)安心していただける」
帰省や観光で三重県を訪れている人が多いことをふまえ、三重県の一見勝之知事も8日、職員に初動対応の確認を指示しています。
08/09 18:23
CBCテレビ