｢悪臭がする｣との通報で…硫化水素を検出　工場の敷地に“石こうボード”が埋められていたか　8月にもボーリング調査へ

工場の敷地に、石こうボードとみられる廃棄物が埋められていることがわかりました。

三重県川越町の建築資材メーカー「チヨダウーテ」などによりますと、ことし5月ごろ、工場の敷地内に石こうボードとみられる廃棄物が埋められていることが県の指摘により分かりました。

また、ことし4月には県に工場周辺で「悪臭がする」という通報も寄せられていて、関係者によりますと調査の結果、硫化水素が検出されたということです。

県は現時点で、人体に影響のある濃度ではないとしています。

チヨダウーテは8月上旬からボーリング調査を行い、埋められた量や経緯の特定を進めるとともに、廃棄物が硫化水素の発生源になっているかどうかを調べる方針です。