カラスなど14羽が不審死 一部の鳥の口の中から農薬の成分 何者かがエサに混ぜたか 7羽は小学校で発見

愛知県清須市で5月下旬からカラスなど、鳥の不審死が14件相次いでいて、14日、一部の鳥から農薬の成分が検出されました。警察は何者かがエサに混ぜて与えた疑いもあるとみて調べています。

警察によりますと清須市西枇杷島町では5月21日から6月12日までの間、カラス12羽、ヒヨドリ1羽、ハト1羽、合わせて14羽の鳥の不審死が相次いで確認されました。このうち7羽は西枇杷島小学校で見つかったということです。

清須市は当初、鳥インフルエンザの疑いで検査しましたがいずれも陰性で、14日警察がカラスなどの口の中に残っていた付着物を鑑定したところ、一部から有機リン系農薬の主な成分である「シアノホス」が検出されたということです。

CBC

警察は、何者かが「シアノホス」をエサなどに混ぜて、鳥に与えた疑いもあるとみて調べています。

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