元自衛官候補生が自動小銃を発砲 隊員3人死傷の事件から1年 訓練は5月に再開 射撃場には中止を訴える市民団体の姿も

岐阜市の陸上自衛隊 日野基本射撃場で、当時18歳の元自衛官候補生の男が自動小銃を発砲し、隊員3人が死傷した事件から14日で1年です。

CBC

この事件は、去年6月14日、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で訓練中に自動小銃で撃たれた男性隊員3人が死傷したものです。

検察はことし2月、自衛官候補生だった渡邉直杜(わたなべ なおと)被告(当時18)を強盗殺人などの罪で起訴。渡邉被告は人を銃撃する目的で弾薬を奪おうとし、小銃を発砲して3人を死傷させた罪に問われています。

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事件が起きた射撃場前では、訓練の中止を訴える市民団体のメンバーたちが事件発生と同じ時刻の午前9時10分に黙とうを捧げました。

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この射撃場では5月22日に訓練が再開していて、陸上自衛隊第10師団の酒井秀典団長は「この事案を深く受け止め、自衛官としてあるべき姿について更なる徹底を図る」とコメントしています。

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