「火山性地震」10日間で75回観測 岐阜・長野県境「焼岳」の監視強化 活発化すれば噴火警戒レベル2に引き上げ可能性も 気象庁

警戒レベル引き上げの可能性も。岐阜と長野の県境にある「焼岳」に、気象庁が職員を派遣しました。

CBC

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気象庁によりますと、焼岳では山頂付近を震源とする「火山性地震」が続いていて、5月31日から6月9日までの10日間で合わせて75回、6月7日には14回観測されています。

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また、山頂付近では緩やかな膨張を示すと考えられる変化が続いています。

このため気象庁は、11日から3日間職員を現地に派遣し、膨張具合や噴気の温度を確認するなど火山活動の監視を強化しています。

今後、火山性地震がさらに増えた場合は、噴火警戒レベルを活火山であることに留意する「1」から、火口周辺への立ち入りを規制する「2」に引き上げる可能性があるとして、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

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