中学2年の男子生徒が自殺 第三者委員会を設置へ 学校は遺族に外部調査を求めるかの意向を確認せず 愛知・半田市

おととし愛知県半田市で中学2年の男子生徒が自殺したことについて、その背景を調べる第三者委員会が設置されることが分かりました。学校は遺族に対し、外部による調査を求めるかどうか確認していませんでした。

CBC

半田市教育委員会によりますと、おととし9月、市立中学に通っていた当時13歳の男子生徒が自宅で自殺しました。その後、学校はいじめの有無を調べるアンケートなどを行い、遺族に対し「自殺の原因は特定できない」と説明。国の指針で求められている、外部による調査が必要とするかどうかの意向確認をしていませんでした。

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ことし2月に男子生徒の母親から要望があり、半田市教育委員会は、近く、有識者でつくる第三者委員会を設置することを決めました。教育委員会の担当者は「当初は母親から『自殺したことを公にしないでほしい』と言われていたため、意向の確認をしなかったが、国の指針に基づいて対応すべきだった」とコメントしています。

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