リニア工事の影響とみられる井戸など14か所の水位低下受け JR東海が新たな井戸の掘削始める 深さ約150メートル 利用開始は夏ごろか
リニア工事の影響とみられる井戸の水位低下。JR東海が新たな井戸を作る工事を始めました。
リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が進む瑞浪市大湫町(おおくてちょう)では、井戸など14か所で水位が下がっているのが見つかっています。
これを受けJR東海は20日から代わりとなる水源として新たな井戸を設置する工事に取り掛かりました。
新たな井戸は深さ150メートルほどの予定で、掘削は6月中に終える見込みですが、配管の整備などでさらに2か月ほどかかるということで、利用開始は夏ごろになる可能性があります。
今後、追加で別の井戸も掘削し、あわせて2か所の井戸で水位が低下した分を賄う計画です。今回の事態を受け、JR東海は盆地の手前までトンネルを掘り進めた上で工事を一時中断し、地質の状況を調べるボーリング調査を行うとしています。
05/20 15:35
CBCテレビ