トヨタ自動車2023年度決算　日本企業で初の“営業利益5兆円台”を達成

トヨタ自動車が5月8日、2023年度の決算を発表しました。

トヨタ自動車が発表した2023年度の決算は、売上高が前の年と比較して、21.4％増えて約45兆953億円、営業利益が96.4％増えて約5兆3529億円、純利益が101.7％増えて約4兆9449億円となりました。

いずれも過去最高を更新していて、営業利益は日本企業で初めてとなる5兆円に、純利益は国内の製造業で初となる4兆円に到達しました。

純利益は、現在の最高額であるソフトバンクグループの2021年度決算の4兆9879億円をわずかに下回る結果となりました。

トヨタ自動車が4月25日に発表した2023年度の生産・販売台数では、グループ全体の世界販売台数は約1109万台、 生産台数は約1121万台と、いずれも3年連続の前年超えで「過去最高」となりました。

また、トヨタ単体での世界販売も初めて1000万台を超える結果となっていました。