「渋滞予測のプロ」に聞く 高速道路の事故を防ぐコツ 「ハザードランプで後続車両に知らせる」ことが自分自身を守る!

いよいよ4月27日からゴールデンウイークが始まりますが、気になるのが高速道路の渋滞です。

ただでさえ渋滞にはまるとうんざりしますが、ゴールデンウイーク中は、渋滞中の事故が増えるんです。

三重県の伊勢湾岸道で撮影された映像には、渋滞の最後尾にいる乗用車に、勢いよく大型トラックが突っ込む様子が…NEXCO中日本の車両を含む、あわせて8台が巻き込まれました。

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ゴールデンウイークは、こういった高速道路の渋滞に車が突っ込む事故が増えるんです。

(NEXCO中日本・高速道路ドライブアドバイザー 林修平さん)
「前方の渋滞に気づかないということがある。特にゴールデンウイークのような普段運転しない人が多い時期は特に事故が多くなる」

NEXCO中日本の「渋滞予測のプロ」、高速道路ドライブアドバイザーの林修平さんによりますと、渋滞に巻き込まれた場合、後続の車に渋滞に気付かせるためにハザードランプを点灯することが推奨されています。

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しかし、突っ込まれた事故の多くは前の車がハザードランプを点けていなかったといいます。

(NEXCO中日本 林修平さん)
「ハザードランプで後続車両に知らせるということが自分自身の身を守る安全運転につながる。必ずハザードランプを点灯して後続車両に合図するようにして欲しい」

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ことしは新型コロナが5類に引き下げられて、初めてのゴールデンウイーク。

去年以上の渋滞が予想されています。

(NEXCO中日本 林修平さん)
「交通量がコロナ前に戻り増えてきているし、今回は3連休、そして4連休ということで、出かけやすい休日の並びになっているので、10キロ以上の渋滞が昨年に比べて増えると見込んでいる」

東海地方では5月3日から5日をピークに、東名高速の岡崎インターチェンジ付近などで最大30キロの渋滞が予想されています。

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(NEXCO中日本 林修平さん)
「渋滞を避けていただくのが1番いい。渋滞が予測される場所や時間帯を事前に確認して、時間をずらすのも重要」

事故に遭わないためにも、余裕をもったお出かけプランを心がけましょう。

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