始発電車で来て並ぶ人も…「中日ビル」がグランドオープン！　ケバブの無料配布など大盤振る舞いの限定サービス

名古屋・栄の「中日ビル」が4月23日、ついにグランドオープン。

朝早くから行列ができました。

23日は、大盤振る舞いの限定サービスもあって多くの人で賑わっています！

ついにグランドオープンの日を迎えた中日ビル！

ビルの前には、オープンを待ちわびる人の長い列が。

（朝から並ぶ人）
「午前5時30分の一番の電車で」
「午前6時半から来ている」
Qどこから？
「豊田市です」
「午前6時50分ごろから来ました」

そして…

（平岩洵人記者）
「午前10時になりました。中日ビルオープンです。ドアラのお出迎えのもと、オープンを待ちわびた人が続々と入っていきます」

新しい中日ビルは地上33階、地下5階の建物に93のテナントが入ります。

栄地下街と直結している地下1階のメインは、全国の名店が軒を連ねる「栄めし小路」。

オープン早々通路を埋め尽くすほどの行列ができました。

皆さんのお目当ては…

「ケバブです」
「ケバブ！ウキウキ、ドキドキ」
「食べたことないから、ほしいと思ってもらいに来た」

ケバブを無料配布「最初の日は皆さんにおいしいものを！」

列の正体は、大須で絶大な人気を誇るケバブ専門店「Mega Kebab」。

初日の23日は、なんとケバブを無料で配布しました！

（スタッフ）
Q合計何キロ？
「200キロぐらいにしたい」
Q赤字では？
「最初の日は、皆さんにおいしいものを食べさせたい」

準備した肉の量は、なんと200キロ！

この大盤振る舞いにお客さんは…

「おいしいです」
Q200キロの用意があるが？
「結構遅い時間までいけそうですね」

ケバブの無料配布は、23日限定…お肉がなくなり次第終了です。

閉店から5年、建物の外も中もスタイリッシュな見た目に生まれ変わった中日ビル。

「初めて見る店もたくさんあって、新鮮で楽しいです」

それもそのはず、建物に入る93のテナントのうち、なんと3分の1にあたる31店が名古屋初出店。

青いボトルのロゴが目印、アメリカ発祥の「ブルーボトルコーヒー」もそのひとつです。

東海地方ではこれまで期間限定で出店したことはありますが、常設の店舗は初めてです。

開店を待ちわびていたという女性2人は…

（女性客）
「京都でブルーボトルコーヒーを飲んでハマっていたので、名古屋にできるって聞いてやっとって感じで来た」
「居心地が良くて雰囲気もすごく良いので、また来たいなって思います」

名古屋限定、喫茶文化から着想を得たという「プリン・ア・ラ・モード」もさっそく注文していました。

（女性客）
「プリン・ア・ラ・モードはなかったので、とりあえず食べたいなって。めちゃめちゃおいしいです」

他県からレコードを買いに来る人も「いっぱい買って帰りたい」

「名古屋初出店」の中には、レコードショップも。

中古のレコードを販売する「Face Records」は、昭和の楽曲やジャズなど約1万2000枚の豊富な品揃え。

値段は手頃なものが中心ですが、もともと非売品だったなんと27万5000円の激レアレコードも！

試聴ができるコーナーもあって、レコードを選ぶ人たちで賑わっていました。

「長野県から来たんですけど、レコードを買いに来ました。いっぱい買って帰りたいなと思います」
「レコード店は入りにくいところが多いので、こういうカジュアルな所で入れるのはけっこう珍しいので、こういう所にできてうれしいですね」

このほか初出店のアメリカのブーツショップ、「レッドウィング」では名古屋限定商品が販売されるなど、新しい中日ビルにはここにしかないお店や商品が目白押しです。

（名古屋在住 40代）
「オープン景気だけではなくて、このあともずっと盛り上がってほしいと思う」

オープンに先立ちセレモニーも行われ、中部日本ビルディングの井戸義郎社長や愛知県の大村秀章知事のほか、ドラゴンズのマスコットキャラクター、ドアラもお祝いに駆けつけました。

（中部日本ビルディング 井戸義郎社長）
「中日ビルに行けば新しい出会い、ワクワクが待っている。必ずやそんなビルにしてまいります」

新しい中日ビルは地上33階、高さ158メートル、栄地区で1番高い建物です。

生まれ変わった栄のランドマークが、さっそく賑わいを生み出しています！