特殊詐欺を防ぐため警察と金融機関が訓練 高齢者が多額の現金を引き出そうと相談に訪れた場合を想定

振り込め詐欺など「特殊詐欺」の被害を防ぐため、警察と金融機関が連携した訓練が、4月23日、名古屋市内の銀行で行われました。

訓練が行われたのは、名古屋市中村区の名古屋銀行で、高齢者が多額の現金を引き出そうと銀行員に相談した場合を想定して行われました。

訓練では、銀行員がチェックシートを活用して、高齢者が振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害に遭っていないかを確認し、怪しいと感じた際に警察へ通報するまでの手順を改めて確認しました。

愛知県警・中村警察署の天野喜彦署長は「金融機関は詐欺を防ぐ最後のとりで。少しでも遠慮せず通報して欲しい」と話しています。

警察は、高齢者が定期預金の解約や多額の現金を引き出そうとした場合、110番通報してほしいと金融機関に呼びかけています。

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