５歳以下の子どもがいる全世帯に「補助錠」を無料配布　2歳双子の死亡事故受け 「転落事故防止の意識付けできれば…」 名古屋市

名古屋市は５歳以下の子どもがいる全ての世帯に、転落事故を防止するための「補助錠」を無料配布すると発表しました。

22日行われた定例会見で、名古屋市の河村たかし市長は５歳以下の子どもがいる市内約7万9000のすべての世帯に、窓などに設置する補助錠を無料で配布すると発表。

これは去年３月、名古屋市中区で２歳の双子の兄弟がマンションの７階の窓から誤って転落し、死亡した事故などをうけて行われるもので、ことし６月上旬から８月上旬にかけて郵送で配布していくということです。

名古屋市は、この取り組みについて「この補助錠の配布がきっかけとなり、各家庭で子どもの転落事故を防止する意識付けができれば」としています。