藤井聡太八冠（21）｢実力以上の結果を残せた｣ 4年連続で“最優秀棋士賞” 勝率1位賞など4部門で表彰

（藤井聡太八冠･21歳）
「自分自身の実力以上の結果を残すことができた１年だった。印象に残る対局や出来事も多くあった」

昨年度、活躍した棋士に贈られる「将棋大賞」の表彰式。藤井八冠は史上最年少での「名人」獲得や、史上初の八冠独占などが評価され、選考委員の満場一致で4年連続4回目の「最優秀棋士賞」に選ばれました。

ほかに「勝率1位賞」など、あわせて4部門で表彰されました。

（藤井八冠）
「最近は戦術の進歩や変化、流れがより一層早くなっていて、どう対応していくかということが、今後の自分にとって一つのテーマになる。今年度も棋士としていい将棋を見せられるよう精一杯取り組んでいきたい」

18日は、その藤井八冠に叡王戦で挑戦中の伊藤匠七段も「優秀棋士賞」など4部門で表彰されました。若さと実力を兼ね備えた同学年の2人が対決する叡王戦第2局は20日、石川県加賀市で行われます。