「Bcc」でなく「To」に入力し… 愛知県豊田市が一斉送信メールでアドレス流出 対象の34人には電話で削除を依頼

愛知県豊田市は14日、市の事業の申込者全員にメールを一斉送信した際、誤って他の申込者のメールアドレスが見える状態になっていたと明らかにしました。

豊田市によりますと、13日、市が、文化振興財団と行う事業の応募受付を担当する職員が申込者34人に応募を受け付けたとするメールを一斉送信した際、誤って申込者同士のアドレスが見える状態で送っていたことがわかりました。

メールを受け取った申込者のひとりから、「他の送信先のアドレスが見えてしまっている」と文化振興財団に連絡があり、発覚しました。担当者がメールを送る際にアドレスをBCC欄ではなく、宛先欄に入れたことが原因で、豊田市は14日午前までに34人全員に電話で謝罪し、メールの削除を求めたということです。現在のところ二次被害は確認されていません。

豊田市は外部にメールを送る際には複数人で確認するなど再発防止に努めるとしています。
 

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