4月13日(土)から「プレミアム付き商品券」申し込み開始 紙と電子マネーどっちがいい? 申し込み方法は? 名古屋市

(若狭敬一キャスター)
名古屋市で、1万円で1万3000円分のお買い物ができるプレミアム付き商品券が4月13日から販売されます。申し込みの方法を改めて確認しましょう。

(柳沢彩美アナウンサー)
前回同様、商品券は紙と電子マネーの2つあります。「抽選販売になる」というのがポイントです。

対象となる方は、名古屋市内に住んでいる方です。購入の申し込み期間は4月13日(土)から5月17日(金)までの約1か月。Webまたはハガキで購入の申し込みができます。実際に抽選で当たりましたとなりますと、商品券が利用できる期間が6月25日から来年の1月31日までとなります。

CBC

抽選販売なので、商品券の発行数は気になりますよね。今回の発行数は紙が170万口です。電子マネーが80万口。前回の発行数と比べてみると、紙は175万口だったので、少し減少。電子マネーは75万口だったので少し増えました。

前回の倍率を見てみますと紙が1.35倍、電子マネーが1.45倍で、前回は電子マネーの方が倍率は高かったと。発行総額は、325億円ということです。1人最大5口まで申し込めるということです。

CBC

(若狭キャスター)
紙か電子マネーか悩みどころではありますが、これは、お店側にとってもメリットはありますよね。

(大石邦彦アンカーマン)
濃淡はあれど、メリットはあると思います。そもそもこのプレミアム付き商品券の導入理由は、コロナ禍で外出する機会が減って、困ったお店を何とか盛り上げたいというところで始まっているわけなんです。実際に名古屋市は紙と電子で展開した1回目、2022年発行の際の消費喚起効果について1.6倍だったと分析しているので、効果は数字的にはあったんだろうということです。

ことし 高額消費が見込めるのは…百貨店、家電量販店など?

実際にはどうなのか、受け止めを聞いてみました。ジェイアール名古屋タカシマヤは、食料品への利用率が高かったということなんです。では、大須商店街はどうなのか。こちらも食料品、あと飲食店での利用率が高かったようなんです。

ただ、大須商店街の会長に聞いてみると、本音は洋服や靴や雑貨、ここで利用してほしいんだけども、やっぱり食の方が中心だったと言っていました。

CBC

今回は、大須商店街では全420店舗で、紙の商品券利用が可能になっているということなんです。
電子はどうなのか聞いたら、利用できるところと利用できないところがあって、店主の方がご年配の方だったりするとなかなか厳しいということなんです。なので利用できるかどうかは、皆さん事前に確認してみてください。

CBC

これまでの申し込みは、40代以上の方が多かったということなんですが、効果は一体どうなのか。商品券の効果を専門家に聞きました。

中京大学経済学部の内田俊宏客員教授なんですが、利用者がシニア層を中心と想定すると、商店街、飲食店、スーパー、ドラッグストアなどで利用が増えるだろうと。

(若狭キャスター)
身の回りのものをとりあえず買おうという気持ちは、わからないでもないですよね。

(大石アンカーマン)
ことしはどうかというと、高額商品になるんじゃないかと。百貨店、家電量販店などで使う方が増えるのではないかとみているんです。なぜかというと、やっぱり物価は上がっているんですが、少し落ち着いてきたということで高額消費する方が増えるのではないか、と内田さんは見ています。

どう使われるかはわかりませんが、ぜひ有意義に使って欲しいなと思いますね。

CBC

(若狭キャスター)
新規のお客さんも期待できます。間口は広がると思います。今回は名古屋市内約1万1000店舗で使えるということですが、よくありがちなのが、期限切れでもう使えないと。今回のものは、来年1月末までの使用期限ですのでご注意ください。

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