世界初の「カプセル型住宅」 黒川紀章さんの70年代名建築「中銀カプセルタワービル」の1室がINAXライブミュージアムへ 愛知・常滑市

1970年代に東京・銀座に建てられた、カプセル型マンションの一部が、4月13日から、愛知県常滑市の博物館で展示されます。

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(畑中大樹記者)
「こちらは70年代に東京・銀座に建てられた中銀(なかぎん)カプセルタワービルの一室です。中は6畳ほどのコンパクトな空間ですが、こちらにあるユニットバスは伊奈製陶が開発したものなんです」

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常滑市のINAXライブミュージアムに展示されているのは、世界的な建築家黒川紀章(くろかわ きしょう)さんが設計し、おととし解体された、世界初のカプセル型マンション、中銀カプセルタワービルの一室です。

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このカプセル型マンションのユニットバスを手がけたのは、住宅設備大手LIXIL(リクシル)の前身会社の一つである伊奈製陶です。

ことし伊奈製陶が設立100周年を迎えることから、今回これを記念した企画展の目玉として展示されることになりました。

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会場ではこのほか、陶器でできた楽器や国産初の温水洗浄機能付きトイレなど、陶器によるものづくりの歴史が紹介されています。

INAXライブミュージアム企画展「なんとかせにゃあクロニクル 伊奈製陶100年の挑戦」は、4月13日(土)から来年3月25日(火)まで開かれます。

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