１つ30万円の“巨大岩塩”をフリマアプリで販売へ　出品者は…町！？　塩作りが盛んだったことのPR用に購入

愛知県東浦町が保管する巨大な2つの岩塩…4月4日、フリーマーケットアプリで販売する日程を発表しました。果たして買い手は？

「東浦町 公式ショップが開設しました！」

東浦町は4日、フリマアプリのショップを開設しました。

メスシリンダーやビーカー、音響機器などが出品されましたが、今後、出品するものの中にはこんなものも…

（ことし2月）
Qこれは何ですか？
「塩の塊、“岩塩”です」

以前、CBCテレビの放送でもお伝えした「東浦町文化センター」の倉庫で約5年間保管されてきた2つの巨大な岩塩も出品されます。

25年前に町が購入したもので、明治の頃まで塩作りが盛んだった町のPRのために資料館で展示していましたが、5年前に「一定の役目は終えた」ということで撤去されました。

その後、処分に困ってきたといいますが…

「（岩塩の出品は）4月18日の10時を予定している」

販売価格は1つ30万円ですが、購入希望者は文化センターまで取りに行き、運搬などにかかる費用も負担する必要があります。

（東浦町 日髙輝夫町長）
「うまく利用してくれる方の手に渡ってほしい」

また、町が委託した事業者も4日、フリマアプリのショップを開設。

こちらのショップでは、事業者が家庭で出た粗大ゴミを回収してリユース可能なものを「メルカリShops」で出品するという仕組みで、町によりますとこうした取り組みは、全国初だということです。

こうした取り組みを通じて、町の財源の確保に役立てたいとしています。