ブルーシートの上に段ボールに入ったままのお酒… 花見の後は「ごみの持ち帰り」呼びかけるも徹底されず

待ち望んだ桜の季節…名古屋の桜の名所、昭和区の鶴舞公園には、暖かい日差しの中、あちらこちらでお花見を楽しむ人の姿が。

まだ、つぼみの状態の木も多くありましたが、家族連れや職場の同僚ら多くの花見客が、お弁当を食べたりゲームをしたりして春を満喫していました。

CBC

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(花見客)
「きれい」
「こうやってみんなで集まると楽しい」
「桜の下で飲めるのはうれしい」

鶴舞公園では、去年までは入ることができなかった桜の木の下でも、花見ができるエリアが一部設けられました。

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コロナ禍を経て、5年ぶりに桜を近くで眺めながらの花見が復活したことし、鶴舞公園が強く呼びかけているのが「ゴミの持ち帰り」です。

(鶴舞公園 名古屋市緑化センター 星野有輝副所長)
「持ち込んだごみは持ち帰ってもらうのが通常のこの公園のマナーなので、自分のためだけではなく周りの人のことを考えて、どうかそれは守っていただきたい」

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ごみは、日中食べ物を購入した屋台などお店のごみ箱に捨てるか、各自持ち帰ることになっています。

そして午後9時以降、お店の閉店に伴って設置されたゴミステーションでごみを受け入れます。

ブルーシートには“大量のお酒や空き缶”が

多くの人が、このごみステーションに捨てたり持ち帰ったりしていましたが…

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(徳田早穂記者)
「空き缶や食べ残しなど、多くのごみが捨てられています」

夜遅くなり花見客は帰っていきますが、ベンチの周りや芝生の上などには空き缶や食べ物の容器が放置されたまま…さらに!

(徳田記者)
「こちらには、ブルーシートの上にたくさんのごみが捨てられていて、中には段ボールに入ったままのお酒もあります」

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ブルーシート上に大量のお酒や空き缶が…日付が変わっても誰も片付けには来ませんでした。

コロナ禍で、桜の木の下への立ち入りが禁止されてきた鶴舞公園。

しかしそのせいか、樹木医の感覚では「咲く花の数が増えた」と言います。

一人一人がマナーを守りながら、気持ちよく美しい桜を楽しみましょう。

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