陸上自衛隊の試験で“カンニング” 21歳隊員を減給処分「防衛上の観点から筆記か実技かは明らかにせず」

2023年7月、陸上自衛隊久居駐屯地で「カンニング」をしたとして、21歳の男性陸士長が懲戒処分を受けました。

月給30分の1、1か月の減給処分を受けたのは、陸上自衛隊久居駐屯地、第33普通科連隊に所属する21歳の男性陸士長です。

久居駐屯地によりますと男性陸士長は、2023年7月、階級や職務に応じた教育過程で行われる試験で、いわゆる「カンニング行為」をしたということです。

防衛上の観点から筆記試験か実技試験かは明らかにされていませんが、不正行為を目撃した別の隊員が上官に報告し、事案が発覚しました。

聞き取りに対し、男性陸士長は不正行為を認めたうえで、「問題がどうしても分からなくて不正行為を行った」などと話しているということです。

第33普通科連隊の金子洋幸隊長は「今後このような事案を発生させることがないようきめ細やかな指導の徹底をはかる」などとコメントしています。

CBC

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