自己採点で自分の方が高いのに不合格 SNSの投稿相次ぎ大学が調査したら採点ミスが発覚 愛知医科大学 

愛知医科大学は、大学入学共通テストを利用した入試で判定ミスがあり、本来合格とするはずの80人を誤って不合格としていたと20日に発表しました。

ミスがあったのは、二次試験の面接に進む受験生を選抜するための、大学入学共通テストの成績判定です。

CBC

愛知医科大学によりますと、個人の成績を大学のシステムに入力し直す際、パソコンの操作ミスで一部の受験生の得点が実際の得点よりも低く入力されたということです。

これにより本来、合格資格を満たしていた80人が一次試験で不合格と判定され、2月8日に一次試験の合否が発表されました。

一次試験の合否発表の後、SNS上で「合格した友人よりも自己採点の点数が高いのになぜ不合格に?」といった投稿が相次いだことから大学側が確認をし、今回のミスが発覚したということです。

ミスの発覚を受け愛知医科大学は80人を追加合格とし、ほかの合格者と同様に22日に行われる二次試験を受験できることとしましたが、急な追加合格で対応できない受験生については25日を予備日に設定するとともに、個別の対応をとるとしています。

CBC

愛知医科大学は「受験生並びに関係者の皆様には、ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。今後は入試資料のチェック体制を見直し、強化を図ります」とコメントしています。

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