必要数の約3倍の署名が集まる　愛知・豊橋市で新アリーナ建設の是非を問う住民投票求め市民団体が署名を提出　   

愛知県豊橋市が計画する新アリーナの建設に反対する市民団体が、計画の是非を問う住民投票を求めて、市に署名を提出しました。

豊橋市は市街地の野球場を移転させ、跡地に5000人規模の新アリーナを2027年度に完成させる計画です。

しかし野球場の移転候補地が、津波の特定避難困難地域に指定されていることなどから反対する市民団体が、計画の是非を問う住民投票の実施を求める署名活動を行っていて、22日、市長あてに1万7500人あまりの署名を提出しました。

（住民投票の実現を目指す市民の会）
「住民の声が届く市政を作らなければならない」

今回の署名数は、条例制定の請求に必要な約6000人の3倍近くとなります。これを受けて市長は今後、議会に条例案を提出し、審議される予定です。