総務省・警視庁・検察庁名乗るウソ電話やSNS 70代男性が約7200万円だましとられる “検察庁の調査口座”から返金無く「詐欺」と発覚 岐阜

警視庁や検察庁の職員を名乗るウソの電話やSNSで、岐阜県の自営業の高齢男性が、約7200万円をだまし取られました。

被害を受けたのは岐阜県内に住む自営業の70代の男性です。

警察によりますと、2023年10月、男性は、まず“総務省関係者”を名乗る電話で「あなたの名義の携帯電話番号が詐欺に使われています。警視庁につなぎます」と言われた後、今度は“警視庁職員”を名乗る人物から「銀行口座も不正使用されている」などと言われました。

男性はさらに“検察庁の検事”を名乗る人物の指示に従って、インターネットバンキングの自分の口座から「検察庁の調査口座」と称する銀行口座に計7200万円を振り込み、だまし取られました。

男性は調査後に返すと言われながら、返金がないのを不審に思い、12月23日、警察に相談し、詐欺と発覚しました。

CBC

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