複数の警察署員を書類送検へ 当時43歳の男性が留置場で死亡 ベルト状の手錠や縄で拘束 蹴った警察官も 愛知県警

2022年12月、愛知県警の岡崎警察署で勾留されていた男性が死亡した事件で、警察は近く業務上過失致死などの疑いで、複数の署員を書類送検する見通しであることがわかりました。

CBC

去年12月、岡崎警察署の留置場で、公務執行妨害の疑いで逮捕・勾留されていた当時43歳の男性が死亡しました。

警察は男性が暴れるなどしたため、のべ130時間にわたってベルト状の手錠や縄などで男性を拘束し、さらに複数の警察官が男性を蹴るなどしました。

捜査関係者によりますと、その後の捜査を踏まえ、留置担当だった警部ら複数の署員を、適切な対応を怠り男性を死亡させた業務上過失致死などの疑いで近く書類送検する方針だということです。

男性には精神疾患や糖尿病の持病があり、警部らは男性が著しく衰弱していたのに適切な医療的措置を取らなかったということです。

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