「期待は無いです」との声も 次は「G7交通大臣会合」が三重・志摩市 伊勢志摩サミットの会場に 地元の盛り上がりはまだ? 6月16日から賢島の志摩観光ホテル
21日閉幕したG7広島サミット。東海地方では6月、三重県志摩市で交通大臣会合が開かれます。地元の盛り上がりを取材してみると、「あまり期待していない」という声も…
ゼレンスキー大統領が電撃訪問し、各国首脳に直接支援を訴えた、G7広島サミット。首脳宣言がまとめられ、21日閉幕しました。
一方で、三重県志摩市で6月16日に開かれるのが、G7交通大臣会合。
会場は2016年に伊勢志摩サミットが行われた、賢島の志摩観光ホテルで、今後の交通に関する各国の取り組みなどを話し合います。
(三重県 一見勝之知事)
「各国の大臣や大使館・領事館の方々も 三重県においでになる。その機会をとらえてイベントを開催したい」
開催まで1か月を切り、三重県は様々なイベントで周知を図っていますが、21日、賢島でG7交通大臣会合の開催を知っているか話を聞いてみると…
(地元住民)
「知らなかった」
「全然知らないです。三重県民なのにね」
大事な国際会議が行われるのに「知らない」という地元の人も…
7年前の伊勢志摩サミットの後には、伊勢神宮の参拝者数や会場最寄りの近鉄賢島駅の利用者数が急増するなど、「サミット効果」が現れた三重県。
会場周辺で店を構える人たちに、今回のG7交通大臣会合への期待を聞いてみると…
(飲食店)
「期待は無いです。全然」
(土産物店)
「もし来るなら、英虞湾の美しい景色を見て、遊覧するなら効果はあると思う」
三重県は「空飛ぶクルマ」やドローンによる宅配など、未来の交通革命に向けての実証実験などを進めています。今回の交通大臣会合を、コロナ禍で落ち込んだ観光需要を取り戻す起爆剤にしたいという狙いがありますが、今ひとつ…。
今後も周知のための活動を重ねていくとしています。
05/22 18:05
CBCテレビ