開園から2度目の週末迎えた「ジブリパーク」で花火 コロナで打撃の花火師を支援 愛知

開園後、2度目の週末を迎えた愛知・長久手市のジブリパーク。

開園前から心配されていた周辺道路の混雑。12日土曜日は、オープン30分前でも、目立った混雑はありませんでした。

(周辺住民)
「そんなに混んでいない。(2005年の愛知)万博のほうが混んでいた」
「想像してたより渋滞はない。(開園前より)減っている」

渋滞は開園当初と比較して緩和されてきたとのこと。では、ジブリパークまで2キロ弱の所にあるうどん店にジブリ効果を聞いてみたところ…

(御うどん光史 松尾光史店長)
「(ジブリパークの開園前より)売り上げが伸びているのでありがたい」

開園以降、家族連れなど新たな客が増え、売り上げは開園前に比べると1.2倍ほどになったといいます。

そして、12日土曜日は…

愛・地球博記念公園では、ジブリパークのオープンと、愛知県政150周年を記念して花火が打ち上がりました。その背景には…



(愛知県煙火組合 柴田学組合長)
「コロナウイルスが感染拡大した時には(売り上げが)1割しかなかった.
ことしになって4割まで回復した。まだまだ厳しい、赤字ですよ」

実は愛知県は、花火などを製造する事業所が全国の自治体で最も多く、コロナ禍で花火大会などが次々に中止となり、多くの花火師たちが打撃を受けました。



今回の開催は、愛知県の業者で組織する組合が、おととしの段階で申し入れをしていたもので、ようやく実現。県内の花火業者10社が参加しました。
 

CBC

 

CBC


手筒花火や…仕掛け花火、そして、この日にお披露目となった新作花火も…

(花火を見た人)
「花火がピカーって光ってたからすごかった」
「コロナで見る機会がなかったので近くで見られて良かった」
「毎年やってほしいなって思いました」

およそ4000発の愛知の花火。コロナ退散の強い願いもこめ、秋の夜空を彩りました。

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