大きな混乱なし 名古屋で「表現の不自由展・その後」始まる バリケード・金属探知機など厳重警戒の中

25日から名古屋市・中区で始まった「私たちの『表現の不自由展・その後』」。午前10時ごろの名古屋・栄は大勢の警察官が出動し、道路には鉄の柵が用意されるなど、物々しい雰囲気になっていました。

展示されているのは、2019年の「あいちトリエンナーレ」で一時展示が中止となった慰安婦を象徴する少女像の作品など60点です。

当時、企画展の再開を求めた市民団体が主催していて、去年7月にもこの会場で同じ作品を展示しましたが…

(反対派)
「絶対中止になるまで大きな声を出し続けよう」

会場の外では展示の反対団体と支援する人々が対立。更に会場に届いた郵便物が破裂する騒ぎがあり、安全が確保できないとして、会期の途中で中止に追い込まれました。

市民団体は今回、「去年失われた機会を取り戻したい」と展示の実施を決定。


(記者)
「今、バリケードが設置されました。今回の展示に反対する団体の車があるんですけれども、その車が会場に向かおうとすると、バリケードが設置されます」


周辺では警察が反対団体の車両の通行を制限。中止を訴える反対派の近くには警察官が立つなどし、午前中、混乱は見られませんでした。

訪れた人は…

(60代女性)
「触れてみないと分からない。好き嫌いはあっても、見てからなんでも判断すれば良い」

展示は8月28日までで、警備を強化するため入場は事前予約制とし、入口では金属探知機などによる手荷物検査が実施されます。

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